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講座ラインナップ

振動工学の基礎

あまりにも有名なタコマ橋の崩落の原因は自励振動だった!

わずかな風でも振動が発生し、ついには…

講座の内容

振動・騒音は、大事故の原因になったり、公害の原因にもなります。

振動は様々なメカニズムで発生します。アメリカのタコマ橋は、振動学が まだ十分に発達していない1936年に設計されました。当時としては画期的な 最先端の設計でしたが、完成後、わずか4ヶ月ののち、19m/sというありきたりの風のため崩壊してしまいました。その後の調査で渦の発生が作り出す自励振動が 原因であることがわかりました。

このように、振動は大きな事故を引き起こします。また、事故までには至らなくても、 振動がもとで騒音を起こしたりします。事故を防ぎ、騒音を抑えるためには、様々な 原因で発生する振動の原因と特性を十分理解して対策をたてなければなりません。

低振動・低騒音は製品の付加価値を大きくアップします。

機械にとって安全性とともに重要な点は、快適性です。たとえばクルマを評するとき、 静粛性は、一般的には良いクルマであることを示します。最近のクルマは、エンジン の回転数を上げても、荒れた路面を静かに走ります。これは運転を楽しくし、クルマ の製品価値を挙げます。家庭電器製品でも静かなエアコン、静かな冷蔵庫、静かな 扇風機、等々運転時にしずかな製品は歓迎されます。どうしたらよいかというと、 それは原因となる振動を小さくすることです。

この講座は、機械を設計するとき必要となる振動学の知識、あるいは振動の原因を 探してその防振対策を考えるとき必要となる知識をやさしく解説します。

受講者の方は、講義資料のダウンロードが可能です。

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講座概要

講座内容 振動工学の基礎(大学学部レベルの講義半年分に相当)
受講料金 4,980円(消費税別)
対象 企業の技術者の方 理工系大学・大学院生の方
学習時間のめやす 12時間(最短学習時間6時間)
受講可能期間 お申込み日より6ヶ月間
返品について お申し込み後のキャンセルには応じられませんのでご了承ください。
動作環境 こちらをクリックしてご確認ください。

講師:石田幸男(名古屋大学名誉教授、同特任教授、名古屋産業科学研究所上席研究員)

講師:石田幸男

<専門>
振動工学、回転体力学、非線形力学
<受賞>
日本機械学会機械力学・計測制御部門「パイオニア賞」(2000年)
永井科学技術財団賞「学術賞」(2003年)
日本機械学会賞「論文賞」(2006年)
日本機械学会賞「教育賞」(2006年)
<著書>
「回転体の力学」(コロナ社)
"Linear and Nonlinear Rotordynamics" (Wiley-VCH社)
など8冊
当講座の講師である石田先生は、研究者でありながらも教育者としての意識を高くお持ちです。 先生は研究活動の傍らで、たった一人でやって来た海外留学生の為に、高校レベルの数学の授業をボランティアでおこない続けています。
個別事例の解説に偏りがちな他の振動学の講座とは異なり、理論に裏付けされた振動学の「こころ」を理解できるよう、当講座には石田先生の渾身の情熱が込められています。 機械設計に携わる技術者には必見の講座です!

カリキュラム

1. 振動と波形の解析 (第1回)1.1 節 ニュートンの運動の法則
1.2 節 調和振動
(第2回)1.3 節 複素数表示
(第3回)1.4 節 フーリエ級数
(第4回)1.5 節 理解度テスト
2. 自由度系の自由振動 (第5回)2.1 節 無減衰1自由度系
(第6回)同上
(第7回)2.2 節 回転を伴う振動系
(第8回)同上
(第9回)2.3 節 減衰1自由度系
(第10回)同上
(第11回)2.4 節 理解度テスト
3. 1自由度系の強制振動 (第12回)3.1 節 無減衰1自由度系の強制振動
(第13回)3.2 節 振動絶縁
(第14回)3.3 節 理解度テスト
4. 2自由度系の振動 (第15回)4.1 節 無減衰系の自由振動
(第16回)4.2 節 各種の2自由系
(第17回)4.3 節 無減衰系の強制振動
(第18回)4.4 節 理解度テスト
5. 多自由度系の振動 (第19回)5.1 節 無減衰系の自由振動(モード解析)
6. ラグランジュの方程式 (第20回)6.1 節 基礎的事項
(第21回)6.2 節 例題
7. 連続体の振動 (第22回)7.1 節 弦の自由振動
(第23回)7.2 節 はりの自由振動
8. 自励振動 (第24回)8.1 節 自励振動の例と安定解析
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