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講師紹介

竹谷裕之 (たけやひろゆき)

竹谷裕之 (たけやひろゆき)
経歴
  • 名古屋大学名誉教授
  • 名古屋産業科学研究所上席研究員
  • 愛知県6次産業化サポートセンター企画推進員など

講師プロフィール

1973年、名古屋大学の助手に採用されて以降、35年半、定年退職するまで名古屋大学で食糧生産管理学の研究教育に従事。 集落農場構築や循環型農業経営、「農」的産業、国際地域開発など、時代のニーズに応える研究成果を公表してきた。 その後、産学官連携推進本部の「地域資源を活用した製品開発支援事業」の特任教授として2012年3月まで従事。
ここ数年では、農業の6次産業化で、平成22年度補正予算による人材育成事業に取り組み、23-27年度は愛知6次産業化サポートセンターにて活動。 豊橋技術科学大学のIT食農先導士養成拠点形成事業や植物工場創生塾事業、6次産業化推進人材育成事業等で講師を、 三重県農業研究所で植物工場セミナーを開催するなど、活動してきた。
農業廃プラの適正処理の動向について、10年ほど研究してきているが、日本には私以外の研究者が見当たらないため、 農水省や日本施設園芸協会、農業用フィルムリサイクル促進協会などと連携し、 研修会等の講師役を務め、事業者の意識啓発や流通業者の協働参加を促している。

講師からのメッセージ

農業を時代のニーズに適合させる取り組みや、地域資源を活用し農村地域の活性化に力を注ぎたい。2002年7月NHKのクローズアップ現代の「農業を目指す若者たち」で、「農業法人」の増加と役割に焦点に当て国谷さんと対談して10年、今では農業法人は「農」的産業界に欠かせない存在になってきた。ただし、企業の農業参入は急増しているが、メディアが言うようにうまくいっているケースはまだ少数派である。農業は時間タームが長い産業であることを理解しない参入は失敗する。産業特性を十分ふまえた挑戦が求められている。

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