顧客インセンティブから低炭素型社会商品を市場浸透させる社会システムの構築
(環境・エネルギー分野)
趣旨と目標
地球温暖化防止に向けたメーカーの取り組みが広がり、商品へのCO2排出量表示などが進んでいるが、ユーザーはまだ具体的な行動に移っていない。ユーザーが「CO2排出量削減」の責務を果たすという意識をつくり、グリーン購入を引き起こす社会に変える事が重要である。一方メーカーもグリーン商品の技術開発を進めていく。ユーザーの購買行動で環境と経済が繋がるような新たなインセンティブを創出する事、そのインセンティブの原資をどのように導出し顧客から魅力的なものにするために、どういう企業参加が必要か研究する。
研究ステップ
- 社会システムの構想とインセンティブの具体的設計
- 参画企業の拡大とフィールドでの社会実験
責任者
奥野 信宏 (名古屋産業科学研究所 上席研究員,中京大学 教授)
メンバー
竹内 恒夫 (名古屋大学大学院 環境学研究科 教授)
黒田 達朗 (名古屋大学大学院 環境学研究科 教授)
小川 光 (名古屋大学 経済学部 准教授)
伊藤 隆 (愛知県環境部 環境活動推進課 課長)
藤沢 寿郎 (名古屋産業科学研究所 CTLOコーディネーター)
水野 治幸 ((株)INAX サステーナブルイノベーション部 部長)
好川 正明 ((株)INAX サステーナブルイノベーション部)