活動レポート
第5日目の講義は、東北大学の中静透先生より「生物多様性と生態系サービス」と題してご講演頂きました。
生物多様性は何故必要なのか。物質の供給(食糧・水・化学物質等)、調節(気候・病気の制御等)、文化(精神性、教育等)など、人間が生態系から得る利益について、また生態系サービス評価と自然資本等についても分かりやすくご説明頂きました。
午後の懇談では、中静先生より頂いたキーワード「生物多様性」「生態系サービス」「経済評価」「社会的責任」「自然資本」を元にディスカッション及び質疑を進めて行きました。
本日の司会は武田淳チューター。
塾生から提出されたディスカッション事項を、生態系サービスにつき、数値化はどこまで可能か?また、支払いは誰にとっていいことなのか?さらに、誰がどのように運用したらよいか?など予め整理されて進行して頂きました。
中静先生からは、塾生の皆さんは非常に熱心で、自分も勉強になったとのお言葉を頂きました。
その後のチーム活動では、窪田チューターリーダーより、9月2日の中間発表のスケジュール及び資料の作り方につきご説明があった後、20年後のありたい姿に対するギャップの見直し、提案の具体的テーマ等について検討しました。
先ずは、中間発表に向け大変ですが頑張ってください。