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講師紹介

水谷宇一郎 (みずたにういちろう)

水谷宇一郎 (みずたにういちろう)
経歴
  • 名古屋大学名誉教授
  • 名古屋産業科学研究所上席研究員

講師プロフィール

私は1942年3月生まれです。 2005年3月に名古屋大学工学研究科結晶材料工学専攻教授職を停年退官いたしました。 その後2009年3月まで財団法人豊田理化学研究所において複雑結晶金属間化合物の安定化機構の解明というテーマで研究活動をいたしました。その後、今日まで名古屋産業科学研究所でお世話になっております。 ご承知のように結晶は単位胞が周期的に規則正しく配列した固体ですが、複雑結晶とは100個を越える原子が単位胞に含まれる金属間化合物を指します。自然はどうしてこんな大きな単位胞を規則正しく並べて安定化させ得るのだろうか、 その長距離に及ぶ支配力は何かという素朴な疑問を理論的に解き明かそうという研究です。現在も科研費をいただきこの研究を続けています。 趣味はこの研究活動と週2~3日のテニスです。 詳しくは私のホームページを参照下されば幸いです。

講師からのメッセージ

私の専門は金属電子論です。科学技術の発展は私達の生活を豊かにしてきましたが、中でも種々の電子機能材料の実用化は大きな役割を果たして来ました。電子機能材料とは、半導体、磁性体、超伝導材料、熱電材料など金属•半導体そしてその合金で作られた材料を指しますが、その開発研究に携わる技術者にとって金属電子論の基礎を身につけることは必要不可欠です。私は名古屋大学に在任中、応用物理学科の学生に金属電子論の基礎を講義してきました。その講義録を元にして「金属電子論(上、下)」(内田老鶴圃, 1995, 1996初版)と”Introduction to the electron theory of metals”(Cambridge University Press, 2001)を出版しました。これらの本は、幸い、いくつかの大学で教科書として利用していただいております。もし機会に恵まれれば、私の経験を活かして金属電子論の講義を行い、この分野で活躍したいと願っている技術者の育成の助けになれば幸いです。

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