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講師紹介

西堀賢司 (にしぼりけんじ)

西堀賢司 (にしぼりけんじ)
経歴
  • 大同大学名誉教授
  • 名古屋産業科学研究所上席研究員

講師プロフィール

1972年名古屋大学大学院工学研究科修士課程修了後、トヨタ自動車(株)に6年間勤務。 その後、名古屋大学工学部に戻り、流体工学の分野で工学博士の学位を取りました。当時出始めたマイコンを使い流体計測をするうちにメカトロニクス・ロボットの分野に移ってきました。
これまで「誰もやっていないことをする」をモットーに研究を行ってきました。困難に打ち勝って形にすることができた時の喜びは格別です。ロボットは動きが見られることから、各種のイベントや展示会で出展・実演を行ってきました。重力に逆らって上っていく現代版からくりの「空中ブランコロボット」など学生のアイディアから研究が発展することもありました。自由な発想から独創性が生まれることも実感しました。
最後に、仕事以外では旅行特に海外旅行が大好きです。見知らぬ土地(自然)を自分の足で巡るとわくわくします。

講師からのメッセージ

トヨタ自動車在職中にディジタルICに出会い、電子回路を試作・実験した経験を基に著書「メカトロニクスのための電子回路基礎」(コロナ社)を出版しました。 全国の大学・企業でメカトロニクス教育に使っていただいています。名産研のeラーニング「メカトロニクスのための電子回路(基礎編,応用編)」にあわせて、2016年に内容を新しくした「新版 メカトロニクスのための電子回路基礎」を出版しました。
役に立つロボットを造りたいとの思いから企業との共同研究を積極的に行ってきました。 最近多くのメディアに取り上げていただいた「有松・鳴海絞りロボット」も生産地の企業から依頼を受けて始めたものです。 伝統工芸「絞り」の技法をロボットで残す取り組みに関わっています。
その他、これまでに様々な企業から相談を受けて、研究開発を続けてきました。 名産研でご相談を受けましたら、ご一緒に解決策を考えていきたいと思います。 また、基礎講座でも社員教育にお手伝いができましたら幸いです。

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