磁気プロトニクス研究会
(ライフ・バイオ,環境,健康分野)
共催:JSTイノベーションプラザ東海
趣旨と目標
当研究グループは、2001年に超低周波微小磁界によって水の電気抵抗が減少していく新現象を発見した。ついで、そのメカニズムを水中のプロトンの移動度の長距離化(活性化)モデルで解明を進める過程で、生体・生物の活性化や水の改質等の可能性に気づき、これまで多種多様な実験を行ってきた。その結果、イチゴ等野菜の栽培促進、魚介類の成長促進、ヒトの高血圧の降下などの血行促進効果、ストレス軽減脳波の検出などの有意な結果を得たので、これらの新規な科学技術を「磁気プロトニクス(Magneto-Protonics)」と呼んでいる。この磁気プロトニクス技術は、原理モデルは確立しているが、宇宙気象を含めた環境条件によって種々の現れ方をするので、多種多様な実験によってデータを蓄積し情報を共有・議論することが必要である。
責任者
毛利 佳年雄 (名古屋産業科学研究所 上席研究員)
主要メンバー
福島 雅典 (京都大学医学部附属病院探索医療センター教授)
山田 潤一 (市川工務店(株)名古屋支社長)
片岡 卓治 (浜松ホトニクス(株))
西村 勉 (京都マグネティクス(株)社長)
アドバイザー
原田 省三 (JSTイノベーションプラザ東海 代表科学技術コーディネータ)